Ttakutakuの書評ブログ

愛媛県にて、奥さん子供と3人暮らしの20代男性です。趣味の読書を活かして書評ブログとして再スタートしました。何かみなさんの役に立つ内容が発信できるように頑張ります

書評二冊目 あやうく一生懸命生きるところだった(ハ・ワン)

 

 

本の紹介文

 

あと10分我慢して登れば山頂だと言われて

ひぃひぃ頑張ったのに

10分たっても山頂は現れなかった。

もう少しだよ、本当にここから後10分だから・・・・・。

その言葉にダマされながら

40年も山を登り続けてきた。

ここまで登ってきたついでに

もう少し登ってみることもできる。

必死に登り続ければ

何か見えてくるかもしれない。

でも、もう疲れた。

気力も体力も底をついた

チクショウ、もう限界だ。

 

本がわかる8個のポイント(本より引用しながら)

努力したって、必ず報われるわけではない

 

ほんの少し顔を上げて周囲を見渡すだけで、ほかの選択肢がいろいろとあると気づくのに、執着してしまうと周りが見えなくなる。

たった一つ、この道だけが唯一の道だと信じた瞬間、悲劇が始まるのだ。

 

賢明な人生を生きるうえでは、あきらめる技術も必要だ

 

時間は何かをしてこそ意味があるわけではない。

時には、何もしない時間こそ大きな意味がある。

 

人を苦しめるのはいつも人だ。

 

みんなが良いというものが、はたして自分にとっても良いものなのだろうか?

 

目的のない、優雅なムダ足を楽しもう。

楽しみとはそんな時に訪れるものかもしれない。

 

やりたいことが何なのかわからない?

でも大丈夫。無理やりさがそうとしなくていい。

いつの日か、向こうからやってくるから。

 

人はそれぞれ、その人なりの速度を持っている。

自分の速度を捨てて他人と合わせようとするから、つらくなるのだ。

3つの実践ポイント

・人生の全てをコントロールしようとしてはいけない。

 

・人間関係の疲れを「ひとりの時間」で癒す

 

・下着を数枚買いに行く(見えない部分。内面を見直すため)

 

 

ひとことまとめ

・作者の「だらだら」とした生活を覗き見するような雰囲気で、気持ちがラクになる一冊でした。