書評一冊目 超一流の雑談力(安田 正)
本の紹介文
「意味のない雑談」から「超一流の雑談」へ
みなさんは「雑談」と聞いて、どんなイメージを抱かれるでしょうか?
「雑談」と書くくらいですから「どうでもいいことを面白おかしく話すこと」、「あたりさわりのない会話をしてその場をもたせること」というイメージかもしれません。
雑談とは、意味のない無駄な話をすることではありません。
雑談とは本来、人間関係や仕事の質を根本から変えてくれる魔法のようなメソッドなのです。
本がわかる8個のポイント(本より引用しながら)
雑談がだらだらと長い・雑談から意味を感じない
→「相手の置かれた状況を知りたい」「相手のプライベートを知りたい」など目的を持った(オチをつけた)雑談を行うようにする。
雑談前のあいさつから印象を良くする
→さわやかに元気よく挨拶することで、好印象を得る。(商談の結果を左右することも)
初対面での、または、コミュニケーションが苦手な人が上手く雑談をするコツ
→まずはあたりさわりのない天気やニュース・ファッションや趣味の話からはじめてみる。
「なるほどですね」「そうですね」は話を聞いていない人と受け取られやすい
→あいづちの「さしすせそ」を覚え、活用する
さ→さすがです し→知らなかったです す→素敵ですね せ→センスがいいですね そ→それはすごいですね
何か話をしてもらいたいとき
→「特別なことをされているんですか?」のワードできっかけをつくる
話がつまらない・面白い話が無い
→何気ない生活の一コマを切り取り「話をちょっと盛る」ことで会話を面白くする(例「昨日行ったカフェに綺麗な店員がいた→昨日行ったカフェに、思わず二度見するくらい美人な店員がいた」)
会話の流れを切らない(会話の流れが止まると緊張感が上がってしまう)
「自分のしたい本題の内容」から連想されるキーワードをピックアップしておき、相手との雑談をしながら事前に用意したキーワードと相手の言葉をリンクさせていく(「みかんのことを話したい」→「キーワードとして愛媛・和歌山・美味しいもの・スイーツなどを用意」→相手の出身地や趣味などからリンクさせて話題をみかんへ)
本当に伝えたいことがある時
→少し間をためてから話すようにすると伝えたいことの重要さが伝わりやすい(話に緩急をつける)
3つの実践ポイント
・さわやかなあいさつを心がける
・「そうですね」で会話を止めず「ひと言足して」返す
・「何についての話なのかを10秒で伝える」
ひとことまとめ
・私自身人と接することが多い職種のため、次の日から実践できるものが多、雑談のクオリティーが上がったと感じた。
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