書評四冊目 他人と比べない生き方(志賀内 泰弘)
本の紹介文
いったん
「欲」や「こだわり」を
捨ててみよう!
自分を誰かと比べたり、
人並みを願うことは、
もうやめませんか?
英語や資格の勉強をしなくても
ツイッターをやらなくても大丈夫。
「アナタらしさ」を基準に
ブレない行動をとれば、
道は開けます。
本がわかる7個のポイント(本より引用しながら)
・「欲しい」ものを手に入れたはずなのに、なぜ不幸せになってしまうのでしょう。それは、「幸せになること」、それが人生で一番大切であることを忘れてしまったからです。「自分の家を持つこと」が、幸せの「象徴」であり「目的」になってしまったからです。
・人付き合いさえうまくいったら、人生はバラ色です。なぜ、人間関係がうまくいかないのか。なぜ、不幸になってしまうのか。それは、相手に「期待」してしまうからです。期待とは、何かというと「欲」のことなのです。
・生き方への「こだわり」は、多くの場合「欲」が源です。人間である以上、その欲を失くすことはできません。では、どうしたらいいのか。時折、自分自身を振り返ってみるといいでしょう
・世の中に「絶対」なんてことはそうそう存在しません。「かなり」「ほとんど」「大半」という状態はあるでしょうが、「すべて」というのは稀です。
・「ブログ、ツイッター、Facebookに踊らされて、すぐ飛びつかないようにしよう」と言いました。「じゃあ、何をしたらいいの?」と思われることでしょう。
その答えです。キーワードは三つあります。
「温故知新」
「永久不変」
「不易流行」
・気に入られようとして、無理をする、背伸びをする。それは相手に過大な期待を抱かせるもとになります
・性格が似ている」というのは、「良いところ」だけでなく「悪いところ」も似ているということ。いつも一緒にいると、「悪いところ」が目につくようになります。人は違って当然。円満な夫婦生活を送るためには、性格が似ている似た者同士や、自分と同じ失敗をしそうな相手よりは、むしろ、お互いが不足しているところを「補える」相手を探すことから始めるべきでしょう。
・不条理を知り、不条理をサラッと受け流す。それが、「失敗」を乗り越える一つの心構えです。
5つの実践ポイント
・「誕生日」がどういう日か考え直す
・「こだわり」を一つ捨てる
・「SNS」の利用をやめてみる。または制限する。
・100個のありがとうを書く
・親にプレゼントを送る
ひとことまとめ
心の中を整理したような気持ちになれる本でしたが、「気持ちをラクにする」という意味では、前に紹介させていただいた「あやうく一生懸命生きるところだった(ハ・ワン)」の方ががおすすめです。
- 価格: 1430 円
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書評三冊目 夢をかなえるゾウ(水野 敬也)
本の紹介文
「おい、起きろや」
聞きなれない声に目を覚ました僕は、眠気で重いまぶたをゆっくりと持ち上げた瞬間、眼球が飛び出るかと思うくらいの衝撃を受けた。
なんだこいつは!?
枕元にヘンなのがいる。象のように長い鼻。鼻の付け根からのぞく二本の白い牙。そしてぼってりとした大きな腹を四本ある腕の一つでさすっていた。
本がわかる8個のポイント(本より引用しながら)
・「そや、そのイチローくんや。ええか?イチローくんはな、他の選手が先に帰っても、ずっと残ってグラブみがいてんのや。彼はな、小学生のころからそうしてんのや・「神聖な商売道具を粗末に扱うことは考えられない」言うてな。そういう仕事に対するまっすぐな姿勢があるから、メジャーでずっとトップ取れてるんやで」
・「ええか?ベーコンと年収、これには密接な関係があるんやで」
・「トイレを掃除するちゅううことはな。一番汚いところを掃除するっちゅうことや。そんなもんだれもやりたくないやろ。けどな、人がやりたがらんことをやるからこそ、それが一番喜ばれるんや。」
・「イギリスが不況だったころ、ケインズくんが報道記者にこうたずねられたんや。『長期的に見て、イギリスの経済は一体どうなるのでしょうか?』するとケインズくんは答えたわ。「みんな死にますわ」。これで報道陣もドカーン!や」
・「世の中のほとんどの人間はなあ、『反応』して生きてんねや」
「「反応』ですか?」
「そうや。自分から世の中に働きかけるんやのうて、自分の周囲に『反応』しとるだけなんや。親から言われて勉強して、みんながやるから受験して、みんなが就職するから就職して、上司から『これやっとけ』言われるからそれをやって、とにかく反応して、反応して、反応し続けて一生終えるんや。そんなんで、自分の人生手に入れられるわけないやんか。自分の人生手に入れとるやつらはな、全部自分で考えて計画立てて、その計画通りになるように自分から世界に働きかけていくんや。分かるか」
・「何かを手に入れるには、相応の代償を払う必要がある」
・「テレビのコンセント抜いたら、テレビ見たくなっても、一度立ち止まるやろ。そしたら
今までよりテレビ見んようになる可能性は、ほんの少しだけやけど、高くなるやろ。もっと言えば、テレビ捨ててしもたら見られへんようになるわな。だって無いんやもん。見ようがないやん。いや、ワシはテレビ捨てなあかん言うてるわけやないで。テレビを見るとか見いひんとか、そんな細かい話をしとるんやない。ええか? ワシが言いたいのはな、自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんいうことや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって生まれる結果はまったく違ってくるんやで」
そしてガネーシャは鋭い視線を僕に向けた。
「覚えとき。それが、『変わる』ってことやねんで」
・「あ、それと⋯⋯この部屋には全身鏡がおまへんですやろ?全身鏡を入り口において、家を出る前に必ずチェックするようにしはったらいかがですか。やれトイレ掃除や、やれ靴みがきゃ言うてきましたけど、自分自身を清潔に保つことも大事です。意識や内面を変えることは難しゅうおます。そやけども外見は変えられるんです」
3つの実践ポイント
・靴をみがく
・コンビニでお釣りを募金する
・会った人を笑わせる
ひとことまとめ
私が読書・書評を行うきっかけの一つになった本です。何か人生・生活を変えたいと思われる方におすすめです。
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詩を書いてみた 一【息子とお風呂】
「あれ?また大きくなったな〜?」
いつのまにか大きくなったんだろうか・・
保育園で?寝ている間?それとも、最近自分で行くようになったトイレの中?
お風呂に入るとよく分かる。嬉しいようで、ちょっぴり寂しい。