Ttakutakuの書評ブログ

愛媛県にて、奥さん子供と3人暮らしの20代男性です。趣味の読書を活かして書評ブログとして再スタートしました。何かみなさんの役に立つ内容が発信できるように頑張ります

【膝の痛み】変形性膝関節症について【ストレッチ・運動】

こんばんは

 

今回はタイトルのように

変形性膝関節症」について書いていきたいと思います。

 

身近な高齢者の方や、若い方でも事故や先天性のご病気で膝の痛みを感じている方がいらっしゃると思います。

 

 

関節痛のイラスト(ひざ)

そんな方に、膝関節症の知識や痛みを少しでも和らげるストレッチや運動をお教えします。

 

目次

変形性膝関節症とは?

 

変形性膝関節症とは、名前の通り老化などで繰り返された膝へのストレスや、外傷などによって軟骨や滑膜・骨の変形を引き起こし、膝の曲げ伸ばしや歩きはじめやに痛みが出現したり、炎症反応なども発生させる疾患です。女性が多く、6割くらいが女性です。

また、膝の痛みが強い場合は人工膝関節置換術や部分的に人工物を置換する手術を行います。こちらの手術は予後良好で、基本的には痛みが軽減します。

 

痛みの原因

大きく分けて2つ

①膝関節内部の痛み

②膝関節外部の痛み

です。

 

①の膝関節内部の痛みは、軟骨や滑膜・骨の変形が原因で引き起こされる痛みです。こちらはお医者さんがレントゲンの結果などで判断をしますが、手術を行わないと取り除けない痛みになります。上記にもありますが、比較的予後は良好です。あまりにも高齢の場合は手術療法を選択しない場合もあります。そのため、早めの病院への受診・相談をおすすめします。

 

②の膝関節外部の痛み、つまり、痛みの原因が軟骨や滑膜・骨の変形が原因でないものを指します。こちらは、二次災害ともいうべきでしょうか、軟骨や滑膜・骨の変形によって起こる姿勢の歪みで発生する筋肉の痛みや、軟部組織といって靱帯や脂肪などの痛みです。こちらの場合はリハビリなどによって姿勢を整えたり、筋肉の緊張や短縮の軽減・脂肪帯や靭帯の柔軟性を改善することに痛みを軽減できます。

 

簡単なストレッチ

膝関節外部の痛みに効果的なストレッチや運動を3つ紹介していきます

①膝蓋下脂肪帯マッサージ

膝蓋下脂肪帯というのは、膝関節前面にある膝蓋骨、いわいる膝のお皿の下にある脂肪帯のマッサージです。

詳しい場所としては下ようになります。

膝の痛み③ -膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)- | ブログ|あいたにインソールとからだの研究所

 

膝を伸ばした状態で、赤丸のところを親指で外から内へ寄せるようにマッサージします。

膝の痛みはが「膝が全体的に痛い」という場合はこの場所の緊張が高い場合が多いです。

 

②アキレス腱ストレッチ

え?アキレス腱って膝に関係ないじゃん」と思う方もいますが、腓腹筋という膝の裏から踵へついている筋肉の短縮によって膝の裏側に痛みを感じる方が多いです。239点の腓腹筋イラスト素材 - Getty Images

 

下のように立った状態でも行えるストレッチで、日常生活でも行いやすのでこちらあげました。

アキレス腱ストレッチのイラスト(男性) | かわいいフリー素材集 いらすとや

ゆっくりと息を吐きながら15秒ほど伸ばしていくことが理想的です。

 

③パテラセッティング

かっこよく言っていますが、パテラ(膝蓋骨・膝のお皿)を動かす運動です。

膝の筋肉トレーニングや筋肉の動きをよくする働きがあります。

パテラセッティングイラスト/無料イラストなら「イラストAC」

上の図のように、膝の下へ枕やタオルなどを敷き込んで、膝を伸ばしていく運動です。

このとき、膝のお皿の動きと、枕・タオルを押しつぶすように意識して行ってください

注意点としては、膝を伸ばすときにつま先が外側へ向いてしまう場合があるので、足先は上を向くように意識してください。

10回を1セットにして、一日で無理のない程度で行ってください。

 

まとめ

・変形性膝関節症とは、老化などで繰り返された膝へのストレスや、外傷などによって軟骨や滑膜・骨の変形を引き起こし、膝の曲げ伸ばしや歩きはじめやに痛みが出現したり、炎症反応なども発生させる疾患。

・大きく分けて①膝関節内部の痛み②膝関節外部の痛みがあり、①は手術療法②はリハビリなどで改善可能

 

・膝の疼痛には①膝蓋下脂肪帯マッサー②アキレス腱ストレッ③パテラセッティングがおすすめ。

 

今回ご紹介した膝関節の痛み軽減方は、ほんの一部になります。

膝関節は、股関節や足関節に挟まれている「中間関節」であり、股関節や膝関節の状態も膝関節へ大きく影響します。そのため、本質的な治療を行うためには、ひどい痛みを感じたときには病院で受診・相談を行うことをおすすめします。

 

ご覧いただきありがとうございました。